勝手に斬鉄剣 -5ページ目

『ゆりかごを揺らす手』

ゆりかごを揺らす手


★★★★☆『ゆりかごを揺らす手』1992
昔見て印象深かった映画をもう一度見たので紹介。
優しい夫と可愛い娘に囲まれ、幸せな日々を送るクレア(アナベラ・シオラ)。彼女が2人目の子供を身ごもり、産婦人科へ診療に訪れた際、医師のモットから診察中にセクハラを受ける。その事実を夫に相談した結果、警察に訴え、マスコミにも大きく取り上げられ、その事件は最終的に医師のモットを自殺へと追いやってしまう。そして医師のモットには妊娠中の妻ペイトン(レベッカ・デモーネイ)が居た。夫の自殺、財産の没収、残された妻は昏倒し、子供を流産してしまう。数カ月後、無事男児を出産したクレアの元に、ベビーシッターとして雇われるのは過去を隠したペイトン。ここからペイトンの陰湿で恐ろしい復讐劇が幕を開けるというお話。

復讐の話っていろいろあると思うけど、この映画での復讐手段と目的は、相手を肉体的に傷つける事ではなく、精神的なダメージをもってクレアの家族との絆や信頼を壊し、家族の輪から引きづり出して、自分が成し得られなかった幸せな家庭を乗っ取っとって築く事にある。そこが見どころであり、面白かった。ペイトン役のレベッカ・デモーネイが、旦那を夜中にさり気なく透け透けのパジャマで誘惑するシーンは昔見て興奮したが、今回久しぶりに見ても興奮しました。ここも見どころ。

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→『ゆりかごを揺らす手

『エイリアス』のすすめ

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『エイリアス』
海外ドラマで面白いのを見つけたので紹介。
米LAに住むシドニー(ジェニファー・ガーナー)は大学生の頃にスカウトされて以来、CIAの秘密作戦支部「SD-6」でエージェントをしていた。その事実を教えられた婚約者ダニーは口封じのため、「SD-6」に殺されてしまう。それまで正義のために、CIAのために活動をしていると思っていた「SD-6」の正体とは国際犯罪組織の一部だった。シドニーは本物のCIAに志願し、「SD-6」に所属しつつ、裏で情報を密かにCIAに流す二重スパイとなる決心をする。二重スパイの熾烈な世界に身を置きながら、ミッションとロマンスの両方で生きる女性を描いたスパイ・ドラマ。米TV界で高く評価され、主演のガーナーはゴールデン・グローブ主演女優賞を受賞している。(全米ABCネットワークで2001年9月に始まり、現在第4シーズンに突入中)

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以前、『24』を見始めた際に、あまりに面白く、続きが気になり、夜中閉店間際のTSUTAYAに駆け込み、徹夜で見続けた結果、会社を休んでしまった事があった・・。今回の『エイリアス』では、そんな失敗はしないように自制して見てます( ̄∇ ̄;)。さすがに『24』には劣りますが、十分面白く、徹夜してしまう危険有りなのでご注意ください。

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デアデビル』で出会ったベン・アフレックとの結婚&妊娠が最近発覚した幸せ一杯のジェニファー・ガーナー。あの悲惨な映画の出来の後で愛が生まれてしまうのは少し理解できませんが・・・、今後の『エイリアス』シリーズへの影響を心配してしまう私でした。。

渋谷に突然ビーチが出現!!

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渋谷に突然ビーチが出現する。

そんなすごいイベントがあるらしい。

CS放送のスカパーが約5億円を掛けて、約4500平方メートルの敷地に大型ダンプ百台分の白砂千トン前後を敷き詰めてビーチを作ってしまうらしい。その名は「スカパー!東京プラージュ」@国立代々木競技場(8/13~21)。噴水やパラソル、シャワー施設、更衣室も用意してビーチの雰囲気を出すみたい(さすがに海は再現出来ないけど)。

このイベントの話を聞いて親友Dの事を思い出した。

最近会う機会がすっかり減ってしまった高校時代からの親友D。昨年末に久しぶりに会った時、Dはすさまじい筋トレを始めたと語り、飲み会の場で一人ウーロン茶を飲んでいた。
( D:身長175くらい/酒好き/中肉中背/彼女いない歴2年くらい/美容師 )


なぜ突然酒を控えてまで筋トレをし始めたのか理由を聞くと彼はこう答えた↓


『夏にギャルとHするため』 と・・・。。


ギャルとHする事にどうつながるのか、よく理解できなかったものの、その時の彼の自信と熱意に圧倒された。。半年以上に及ぶギャルとのHのための肉体作り。。計画通りに彼はギャルとHできてるのか気になる今日この頃→ 連絡を取ってみた。

(1)仕事が忙しく、まだ海には行けていないらしい

(2)筋肉は完成してるらしい

(3)「スカパー!東京プラージュ」の事を教えたら喜んでた

mizugi


彼のH計画が成功するかどうかは知らないが、親友として応援してます・・。。

『アイランド』

island

★★★★☆『アイランド』2005
大作に囲まれ、少し影の薄いこの映画見てきました。
大気汚染から生き残った者達が済む都市空間。そこで暮らす人々が抱く共通の夢とは、日々行われる抽選で選ばれた者のみが許される、地球上に残された最後の楽園→「アイランド」へ行く事。そんな中、リンカーン(ユアン・マックレガー)が知ってしまう真実→それは自分達が臓器提供を目的に生かされている"クローン"であるという事。「アイランド行き」の名のもとに葬り去られる運命にあると言う事。都市空間からの命がけの逃亡を試みる事から映画は動き出す。

結論から言うと、面白かったです。繋がりが納得いかない部分、未解決の問題提起など不満点はあったものの、そんな事どーでも良くなるほど、この映画の扱うテーマと"クローン"から見た視点がとにかく面白かったです。役者も良いです。まず、スターウォーズも絶好調なユアンは活き活きしてます→イケイケドンド~~ン(o゚▽゚)o 。個人的に好きな役者ジャイモン・フンスーショーン・ビーン の2人の演技も見どころ。監督は『パール・ハーバー』、『アルマゲドン』のマイケル・ベイ監督。

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しかしスカーレット・ヨハンソン綺麗だった~~。。
最近ビデオで見た『ロスト・イン・トランスレーション』の時(写真下)とは別人に見えましたが、恋すると女性は綺麗になるという事なんでしょう。。

lostin

hartnette
ジョシュ・ハートネット(パール・ハーバー)とのおデー写真

そんなスカーレット・ヨハンソンの夢はカーセックス をする事みたいです。
そんなところも好感を持ってしまいますた(´Д`)ノ

『59番目のプロポーズ』

59番目のプロポーズ キャリアとオタクの恋


59番目のプロポーズ
元広告代理店のキャリアウーマン、29歳。過去に告白してきた男の数は→58人。モテる。地位も名誉も金もある。ある晩、バーで鳴った彼女の着メロ → 「間違いない!メールだ」(by アムロ)。「……アムロか?」そう言って振り返ったのは、ヘビー級のオタク青年。彼(=59番)は、過去のどんなタイプの男とも違っていた。純粋培養の「非モテ」オタク思考、さらにはキャリアや収入の格差。さまざまなギャップを乗り越え、仮面を脱ぎ捨て、素の自分をさらけ出しながら、やがてふたりは安らぎと愛情をあたえあうパートナーへ……。「モテ」から「愛」へ。ひとりの女性の癒しと成長の物語。


影のあるキャリアウーマンと、影にいたオタクの恋。


電車男 』に次ぐネット発・恋愛実話として有名な本作読んでみましたが、あまりに衝撃を受けたので紹介。オタクが恋する『電車男 』とは異なり、オタクに恋する女性の視点で書かれてるのも新鮮だったし、何よりもこの女性ハンパじゃないくらい文章うまい。感心したし、共感したし、爆笑した。この人相当賢いです。彼女のような考え方を相手と共有しながら恋愛したいと思った。。読んでる自分の恋愛観は相当な打撃を受けました・・・(かなりボロボロ)。。


ジーク・ジオン!!!