8ミリフィルム | 勝手に斬鉄剣

8ミリフィルム

週末にこんな事してみた↓

家の倉庫に長年眠ってた8ミリフィルム達。両親が若い頃に撮影し、時代の変化と機材の進化でもはや忘れ去られた彼らの封印を解き、その眠りから覚醒さしてやりたいと長年思い続けてきた(´ー`)オオゲサ~。映写機のレンタル屋を家の近くで見つけた事でその思いをやっと行動に移す事が出来た。

8mm

テレシネと呼ばれるフィルムのビデオ変換作業を家で試みた↓

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8ミリフィルムを映写機からビデオトランスファ(映写した映像を鏡で反転させて、ビデオで撮影できる箱)に映し、DVカメラで撮影してデジタル映像に変換するという連携プレイ。

DVcam

蘇った映像を見てとにかく感動。いつかどこかで見た自分や家族の昔の写真→その中に入れた感覚。初めて見る映像なのに懐かしさや温かさを感じた(つー`)。きっと現代の高画質なDVカメラで撮られた赤ちゃん達が未来で振り返って見る鮮明過ぎる映像とは伝わり方が決定的に違うだろう。映像が劣化し、音も無いんだけれども、古い思い出映像が、古い映像らしい形にある良さを逆に感じた。

映写したものを現代のDVカメラで撮影すると、コマ数の違いのためにチカチカした映像になってしまう関係もあり、フィルム全部は見ずに残りはテレシネ専門業者に頼む事にした。少し見かけてやめた、自分と同年代の両親の姿が撮影された新婚旅行の映像などが待ち遠しい。

当時カメラを回してる親父に、
『おまいの息子が何十年後にその映像を復元させるんだから気合い入れて撮れや』
と言ったらさぞかしびっくりしたであろう(´ー`)